ADIブログ

思ったこと・学んだこと

日本のポテンシャル採用って恵まれてると感じた入社2ヶ月目

 

f:id:ADIkun:20200527214501p:plain

 

さて久しぶりの投稿ですね。

入社するにあたって、実家を離れて一人暮らしを始めてパソコンがなかったのでブログを書けませんでした。そして、4月中旬くらいに頼んだパソコンがコロナウイルスで遅れに遅れて、今さっき届いてブログを書こうと思った次第です。

 

雑談はこの辺にしておいて本題に入りましょうか。

今回のお題は「日本のポテンシャル採用って恵まれている」というものです。

これは僕が入社して感じたのですが、これを感じた理由がいくつかあるので書き記しておこうと思います。めんどかったら要点だけ読んでください。

※すべてのこの場合に当てはまるというわけではないのであしからず。

 

①正直大学生のほとんどってスキルや知識が足りないけど大企業に入れる。

 僕は大学に入って頑張ったと いえることはサークルとせいぜいアルバイトくらいで、何か自己研鑽をしていたわけでもないので、特に今回のお題に当てはまっていると感じています。しかし周りを見ていても何か突出したものを持っているという人はごくごく一部です。それでも毎年毎年日本の企業はそういった特に取り柄のない人を採用しています。

 普通に考えるとこれって企業にとって「めちゃめちゃコスパ悪くない?」って思いませんか?でも、それににもかかわらず何の問題もなく会社は運営され続けています。これについては入ってみて理解できたのですが、やはり入ってからの研修であったり、OJT担当からの教育であったりといった教育カリキュラムが過保護なくらいにしっかりしているんですね。これは聞いてみたところ、一度ポテンシャルを信じて会社に入れたからには面倒を見るといった責任があるみたいです。日本の新入社員はそういった面倒見の良い教育を受けることで仕事ができる人へ進化していきます。

 これに対して同じレベルの他の国の企業に入る場合を考えてみます。まず、2か国語以上を話せる人がほとんどで、大学の成績も優秀な人が集まっています。スキルに関しても、日本のようにほとんどの人が就活解禁前にヨーイドンで始めることが当たり前ではなく、スタートアップ企業のインターンへ行ったり、そもそも大学でスキルを身に着ける人も多かったりします。しかも、日本にある企業ってぶっちゃけいうと日本人ばかりが受けますよね?(関係会社や海外のグループ会社は除きます)。これは企業内での公用語が日本語であると考えているのですが、海外の企業に関しては英語が社内公用語であるため、言ってしまえば英語しゃべれる人なら自分の国の企業じゃなくても受けにきます。なので倍率も高いといえるでしょう。これらの点を踏まえても海外の企業に受かるのはかなりの難易度であると感じれますね。

 とはいえ個人的には海外の会社の難易度のほうが適正なんじゃないかって思います。なんでかと言われれば、日本の大きな企業は数十年前と比べれば売り上げが落ちているかもしれませんが、言うて業績は良いですよね。(有価証券報告書とか見てもらえたらわかると思います)なのである程度のテストと企業とのフィーリングが合ってしまえば内定がでる日本のシステムはとても楽でありがたいものだと思います。

 

②入社してすぐに成果を求められない

 これに関しては、ゴリゴリの営業を行う会社であったりといった場合には当てはまりませんが、日本の企業であれば初めのほうは先輩社員の業務を手伝ったり、一緒にやりながら引き継いでもらったりといった責任を軽くされています。でも、海外の会社やベンチャー企業では業務を早い段階で任されるので、自分でPDCAを回して、業務をこなさなければならなく、できない人とできる人が極端に分かれてしまいます。もちろんできなければドロップアウトです

 これらのことから判断するに日本の企業はボトムアップしてくれるため、多くの人がドロップアウトすることなく成長していくことができる環境であるといえます。これは会社からの観点で見れば、突出した個が生まれることを妨げているので、会社としての進化(成長)については議論の余地があり、これが企業の問題なっている。でも受ける側からしたらめっちゃいいシステムですよね。のびのび育つことができるし。

 

③会社を続けようが続けまいが、学んだ経験・スキルが活きる

 会社を続ける場合に関しては、そういった会社のカリキュラムや業務を知り尽くした人が管理職や役員になっていきますが、そういった人たちと少し話してみて、視野の広さ・視座の高さが異次元で高いです。(例えば会社の利益だけでなく、戦略が国益にいい影響を与えるかどうかも考えていたりします)自分ももし吸収しきればあんな風になれるのかと、珍しく僕が憧れたくらい素晴らしい活かし方をされていました。

 辞めてほかの道へ向かったとしても、業務に取り組む姿勢や、実際に今まで成長させてくれたカリキュラムや業務の知識(自分の場合は会計とか)・スキル(Excelとか)は活きると思います。自分は認識していないかもしてないが、取り組む態度であったり細かい点も成長させてくれるので、見えないところで役に立ちます。(まあまだ辞めてないので検証しようがないですが(笑))

 

④最後に

 まあ最後に言いたいことは1つで、新卒っていう切符によって自分が思ってる以上に可能性は広がっているので、たかが1社・10社・100社落ちようが、よい企業は腐るほどあることを念頭に置いて就活することが大事かなって思いました。そん時は恥ずかしくても15社受けて1社内定も、300社受けて1社内定も価値は一緒なんで、特に今の時期covid-19の影響で大変だとは思いますが、就活生はめげずに頑張ってください。

 

 

f:id:ADIkun:20200527233633j:plain